観光
手仕事工房
小石原のルーツを感じる素朴でやさしい硝子
琉球ガラスと同じ再生ガラスにこだわり、製造の最初から最後までを1人でこなす硝子職人。小石原焼の太田哲三窯元の次男に生まれ、兄は焼物の道、潤さんは硝子の道を選ぶ。店内に並ぶ色とりどりのガラスの中でも、モールという凹凸の付いた技法を用いたガラスは、光の当たり具合でテーブルや壁に美しい影をもたらす。ここで作られる作品は、使い勝手の良い普段使いのガラス。飛び鉋があしらわれたお皿をソーサーにしてもおしゃれ。シンプルで美しいガラスの中に小石原焼のルーツを感じるのもおもしろい。