観光
アーチの見事な造形美
JR日田彦山線の筑前岩屋駅~大行司駅には、三つのめがね橋が架かっています。昭和13年までに完成した多連アーチ橋で、近代土木遺産にも選ばれている美しい橋です。秋の紅葉、冬の雪などの四季折々の美しい景色の中をBRTが走る様子は必見。下から見上げてシャッターチャンスを待つたり、車窓からの風景を楽しんだり、楽しみ方は様々です。
毎年、12月のクリスマスシーズンにはめがね橋がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。光と闇の競演を一目見ようと、アマチュアカメラマンや観光客が多数訪れます。(ライトアップされるのは、栗木野橋梁と宝珠山橋梁)
◆第二大行司橋梁(通称:松尾橋)
全長54.9m、径間14mの4連アーチ橋で、県道52号に入って最初に見ることができます。
◆宝珠山橋梁(通称:奈良尾橋)
全長79.2m・径間14mの一番大きな5連アーチ橋で、松尾橋から北方1Kmほど先にあります。
◆栗木野橋梁(通称:金剛野橋)
全長71.20m、10mの径間2連と14mの径間が3連並ぶ5連アーチ橋で、その姿が最も美しいといわれています。